日露戦争の秘密


「日露戦争の秘密」書影 ロシア側資料で明るみに出た諜報戦の内幕

D・B・パヴロフ+S・A・ペトロフ著/I・V・ヂェレヴャンコ史料編纂/左近毅訳
四六判上製/388頁/定価3875円(本体3690円+税)

大諜報の主役、明石元二郎を追尾していたロシア側スパイ。ロシア満州軍司令部諜報機関の赤裸々な戦時公式報告書。軍事密偵、横川省三、沖禎介の翻訳されていた日記。九十年を経て初めてロシアで公開された史料が満載された「驚くべき書」(立花隆氏)。(1994.10)


目次
  1. 日本側の軍資金とロシア革命
    1. 明石元二郎、反政府派との最初の接触
    2. ロシア諸派行動調整の試み(パリおよびジュネーヴでの合同会議)
    3. ジョン・グラフトン号と武装決起の準備
    4. シリウス号とカフカースへの武器搬入
  2. 日露戦争時におけるロシア側の諜報活動および防諜活動(資料)
    1. 日露戦争時における諜報活動と防諜活動の任務
    2. 二重スパイ(ホセ・ギディス事件)
    3. 日本側諜報員の日記

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