第一部 私の人生
第二部 祖国での一年
付録一 ジュール・ゲードと私たちとの最初の出会い
付録二 「土地と自由」結社の下部組織
ロザリア・マルコヴナ・プレハーノヴァ
1856-1949年。現在のウクライナ・へルソン県の小作人のユダヤ人家庭に生れた。後に父のマルクはへルソン市で商人になる。ロザリアはギムナジウムで革命的民主主義の影響を受け、ペテルブルグの医学校に入学後は、ラヴロフ主義者になった。1879年からプレハーノフとの同居が始まり、それは1918年の夫の死まで続いた。
坂本博(さかもと・ひろし)
1949年~。東京外国語大学ロシヤ語科卒業、一橋大学社会学研究科博士課程単位習得。元富山国際大学教授。1996年からロシア・ナショナル図書館付属プレハーノフ館主催のプレハーノフ研究会に所属。共著、『チェルヌイシェフスキイの生涯と思想』、社会思想社、1981年。共訳、サミュエル・H・バロン著『プレハーノフ―ロシア・マルクス主義の父』、恒文社、1978年。