マサリクとの対話


「マサリクとの対話」書影 哲人大統領の生涯と思想

K・チャペック著/石川達夫訳
A5判上製/344頁/定価3990円(本体3800円+税)

チェコスロヴァキアを建国させ、両大戦間の時代に奇跡的な繁栄と民主主義を現出させた哲人大統領の生涯と思想を、「ロボット」の造語で知られるチャペックが描いた大ベストセラー。伝記文学の傑作として名高い原著に、詳細な訳注をつけ初訳。各紙誌絶賛。
1993.04
1993.11第二刷
2004.03第三刷


書評・紹介
'07.08.24 記事 週刊朝日(旅につれていきたい この3冊、佐藤優氏)
'05.10.20 書評 週刊文春(米原万里氏)
'05.07.01 記事 男の隠れ家7月号(書斎の愉しみ、なだいなだ氏)
'04.05.23 記事 毎日新聞(この人・この3冊、なだいなだ氏)
'94.09.26 記事 日経新聞(春秋)
'94.01.15 記事 みすず1月号(長田弘氏)
'93.12.01 記事 週刊読書人12月17日号(石崎晴巳氏)
'93.12.03 記事 人民新聞(チェコ、石川達夫氏)
'93.09.13 書評 エコノミスト9月21日号(永井清彦氏)
'93.08.23 書評 週刊読書人8月3日号(篠原琢氏)
'93.08.01 記事 高校教育展望9月号(石川達夫氏)
'93.07.25 書評 西日本新聞(石川晃弘氏)
'93.07.23 記事 衛星チャンネル(轡田隆史氏)
'93.07.18 記事 朝日新聞(轡田隆史氏)
'93.07.18 書評 北海道新聞(石川晃弘氏)
'93.07.08 紹介 SAPIO8月12日号
'93.06.05 書評 外交フォーラム6月号(猪木武徳氏)
'93.06.05 書評 潮7月号(林忠行氏)
'93.06.01 書評 すばる7月号(千野栄一氏)
'93.06.01 紹介 諸君7月号
'93.06.01 書評 出版ニュース6月上旬号
'93.06.09 書評 聖教新聞
'93.05.03 書評 産経新聞(西谷修氏)
'93.05.03 書評 日本経済新聞(沼野充義氏)
'93.05.23 書評 共同通信配信
'93.05.23 書評 信濃毎日新聞(飯島周氏)
'93.05.02 書評 時事通信配信
'93.05.02 書評 朝日新聞(山内昌之氏)
'93.04.26 記事 読売新聞

目次
  1. 若き日
    1. 少年時代
      • 故郷
      • 子供どうしの関係
      • 子供とその世界
      • 村の一年
      • 少年時代と教育について
    2. 学校
      • 勉強
      • ブルノ
      • 五、六〇年代の戦争
      • ウィーン
      • 学校について
    3. 青年時代
      • 読書の世界
      • 大学生の頃
      • ミス・ガリッグ
      • 瀬戸際で
  2. 生活と仕事
    1. 新たな課題
      • 無給大学講師
      • プラハへ
      • 学校とその他の関心
    2. 仕事と闘い
      • 政治
      • 九〇年代
      • スロヴァキア
      • 一九〇〇〜一九一〇年
      • 大戦の前
    3. 大戦
      • 大戦の初期
      • ロンドン
      • 一九一七年
      • ロシアのチェコ軍団と共に
      • 大戦の終結
    4. 共和国
      • 大統領府
      • 古い木
  3. 思想と生活
    1. 認識論
      • 認識について
      • 真実とは何か?
      • 神話について
      • 知と神話
      • 認識の保証
      • 非合理主義
      • 合理主義
      • 認識論的懐疑
      • 結論――具体主義
    2. 形而上学
      • 世界の認識
      • 永遠の相の下に
      • 魂と世界
      • 摂理
    3. 宗教
      • 宗教について
      • 宗教の分析
      • イエスの宗教
      • 愛の宗教
    4. キリスト教
      • キリスト教と教会
      • 我が国における宗教的発展
      • 教会と国家
    5. いわゆる文化闘争
      • 信仰と科学
      • 寛容
      • 国家と教会
    6. 再び宗教について
      • 宗教的生活
      • 敬虔さについて
      • 信仰と理性
    7. 政治
      • 政治の理論と実践
      • 歴史と世界
      • 歴史と我々
      • 神権政治から民主政治へ
      • 民主主義
    8. 民族
      • 小民族
      • 民族愛
  4. マサリクとの沈黙――『対話』はどのようにしてできたか?

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